白い被せものを入れたいのですが、オススメの方法はありますか?その3

こんにちは。歯科衛生士の杉沢です。
私は患者さまのメンテナンスやホワイトニングを担当させていただいています。
今日のテーマは前回の続き 審美歯科治療についての第三弾!!「白い被せものしたいのですか、おすすめの方法はありますか?」ということで、自費診療の被せものについてお話しています。
前回まで
「ジルコニア「イーマックス」という被せものについてご説明してきました。

今週は当院で行っている「メタルボンド」という被せものについてです。
メタルボンドとは  名前の通り メタル・・・金属 ボンド・・・接着
金属の上にセラミックを張り付けた被せものになります。

MBpng ←メタルボンドの見本

★メタルボンドのメリット
・強度があり、壊れにくい
・保険の差し歯に比べると、歯茎が青黒くなりにくい
・セラミックのため、ずっと綺麗な白さを保つことができる
・自費の差し歯の中では1番手頃

▲デメリット
・裏側を金属で作るため、強度的には安心だが、光が透過しないのでオールセラミックのような天然の歯に近い透明感はでない。
・オールセラミックに比べると歯ぐきの付け根が黒くなりやすい。
・歯の色は色見本から選ぶため、合いにくい歯の色もある。

s5011-110302-095547 ← 上の歯6本がメタルボンド
装着後何年も経っているが、変色は全くしていません。
しかし被せた継ぎ目は何となく、黒っぽく金属の色が出ているようです。

このようにセラミックの歯にも種類がいろいろあり、またそれぞれいい点が異なります。

誰にのわからないような、天然の歯に近くしたい!
奥歯だし、銀歯じゃなければ何でも良い!
など、自分はどのような歯にしたいのかというのを、具体的に考えてみると良いかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次週はホワイトニングについてお話します。