メール相談では患者様お1人お1人で違う提案になります。

こんにちは、鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。

メール相談を数多くおこなっていますと皆様のお悩みのポイントは、多くの部分で重なっていることに気づかされます。

例えば、歯の傾きや捻じれ、歯並び、歯の色やかぶせ物の変色、銀歯が嫌で白くしたいなどです。

メール相談される皆さんへは、今までのお悩みやお口の現状を伝えていただき、私は文面から推察してわかる範囲でお答えしています。

ただメール相談後に実際に患者様が来院されると、「この場合は矯正治療がベストだった」とか「気にされている前歯の治療よりも奥歯の治療を優先しなければならない」など想定外のこともあります。

ですから、どういう治療方法があるのか、その提案された治療方法の利点、欠点は何なのか、治療期間はどのくらいかかるのか、総費用は見積もり、など詳しい説明は来院されてからになります。

また、真剣にお悩みの方はご自身のお口の現状を詳しく伝えていただくことがあります。こちらはとても参考になるのですが、いろんな治療パターンが考えられてしまい、返事のメールに書ききれないこともあります。

お悩みが深い方や治療方法など詳しく知りたいと思われる時には、実際に来院されて頂いた方が正確にお伝えできるのではないかと考えています。

来院された時には、トリートメントコーディネーターと呼ばれるスタッフが、お話や今までのお悩みを詳しくお聞きします。話ずらい歯科医師に直接質問するのではなく、女性スタッフであるトリートメントコーディネーターを通じて、ご自身が疑問に思っていることをたくさんご質問ください。

もちろん、「ちよっと聞きたかったんだ」という程度でも、メール相談を受けつけていますし、かかりつけ歯科医院だけの話ではなく、第3者の意見を聞きたかったということでも構いません。

私は「メール相談はセカンドオピニオン」という位置づけで考えております。

ただ、治療について詳しく話を聞きたい方や悩んだ期間が長かった方は、来院されてレントゲン写真撮影などの診査、診断を受けられた方が、患者様のご希望に沿うことができると思っています。