2015年9月の鈴木歯科クリニック診療時間の変更と休診について

2015年9月の鈴木歯科クリニック診療時間の変更と休診についてお知らせします。

9月16日(水)は午前のみの診療になります。

9月17日(木)は1日診療です。

9月19日(土)矯正専門医による矯正治療日です。(一般診療もおこなっています)

9月30日(水)は午前のみの診療になります。

メール相談では患者様お1人お1人で違う提案になります。

こんにちは、鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。

メール相談を数多くおこなっていますと皆様のお悩みのポイントは、多くの部分で重なっていることに気づかされます。

例えば、歯の傾きや捻じれ、歯並び、歯の色やかぶせ物の変色、銀歯が嫌で白くしたいなどです。

メール相談される皆さんへは、今までのお悩みやお口の現状を伝えていただき、私は文面から推察してわかる範囲でお答えしています。

ただメール相談後に実際に患者様が来院されると、「この場合は矯正治療がベストだった」とか「気にされている前歯の治療よりも奥歯の治療を優先しなければならない」など想定外のこともあります。

ですから、どういう治療方法があるのか、その提案された治療方法の利点、欠点は何なのか、治療期間はどのくらいかかるのか、総費用は見積もり、など詳しい説明は来院されてからになります。

また、真剣にお悩みの方はご自身のお口の現状を詳しく伝えていただくことがあります。こちらはとても参考になるのですが、いろんな治療パターンが考えられてしまい、返事のメールに書ききれないこともあります。

お悩みが深い方や治療方法など詳しく知りたいと思われる時には、実際に来院されて頂いた方が正確にお伝えできるのではないかと考えています。

来院された時には、トリートメントコーディネーターと呼ばれるスタッフが、お話や今までのお悩みを詳しくお聞きします。話ずらい歯科医師に直接質問するのではなく、女性スタッフであるトリートメントコーディネーターを通じて、ご自身が疑問に思っていることをたくさんご質問ください。

もちろん、「ちよっと聞きたかったんだ」という程度でも、メール相談を受けつけていますし、かかりつけ歯科医院だけの話ではなく、第3者の意見を聞きたかったということでも構いません。

私は「メール相談はセカンドオピニオン」という位置づけで考えております。

ただ、治療について詳しく話を聞きたい方や悩んだ期間が長かった方は、来院されてレントゲン写真撮影などの診査、診断を受けられた方が、患者様のご希望に沿うことができると思っています。

 

 

ホームホワイトニングを鈴木歯科クリニックではおススメします!

ふと鏡を見た時に、歯の黄ばみがに気がつくことはありませんか?

コーヒーとかタバコのヤニなど、歯の表面につく色素の付着は歯科衛生士が行うクリーニングで落ちますが、黄ばんだ歯や茶色に見える歯の色は歯の内部から白くしなければなりません。

その際には「ホワイトニング」という施術方法があります。

ただ、ホワイトニングにもオフィスホワイトニングという方法とホームホワイトニングという方法の2つがあり、「私にはどちらのホワイトニング方法が向いているのでしょうか?」というご質問もよく受けます。

簡単にその違いをお伝えしますね。

1、ホームホワイトニング

1回目の来院では歯型をとり、それを元にマウスピースを製作し、2回目の来院で使用方法
(マウスピースへの薬剤塗布の仕方)の説明をおこなった後、患者様にお渡しします。

 

2、オフィスホワイトニング

1回1時間の施術を最低3回の通院でおこなう。(歯に薬剤を塗布してライトで照射する施術をおこないます。)

 

ホワイトニングを希望する患者様にはニーズにそったホワイトニング方法を選択していただいています。

 

どちらの方法を選んでも利点、欠点は出てきます。でもせっかくホワイトニングをするなら、効果をしっかり出したいと思いませんか?

 

ところで、鈴木歯科クリニックではホームホワイトニングをおススメしています。

その理由は・・・

しっかり「1日2時間以上をマウスピースに薬剤を塗布して連続14日間装着する」ことを実行していただけたら、効果が出るからです。

「1日2時間も装着していたら、何もできなくなるー」と思われるかもしれません。

確かに仕事が終わってから夜に2時間装着するのは大変ですよね。

でもホームホワイトニングで歯が白くなった方は、「TVも見たり、雑誌を読んだり、違うことをしながらだから気にならなかった」とおっしゃっています。

また、だんだん歯が白くなっていくことが実感できるので、ワクワクしてきたんだと思います。

ですから、ホームホワイトニング14日間を終了後には、友達に歯を見せたくなっているかもしれませんよ。

他にもメリットはあります。

マウスピースが壊れたりしなければ、4000円の薬剤の購入をしていただくだけで、ずーっとホワイトニングができます。

また、結婚式などのイベントの前には簡単に再開できますので、歯科医院に通院しなくとも済みます。

院長である私もびっくりするくらい「歯が白くなった」と感じる患者様はオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方をやられている方か、ホームホワイトニングを長期にやられている方です。

ある意味、「歯の白さ」にこだわりを持たれている方なのだと思います。

これから、ホワイトニングをやってみようと思われる方は、お問い合わせくださいね。

 

 

矯正治療ではなく、出ている前歯を治したいです!

歯並びを治す治療の第一選択は矯正治療です。

ただ、「矯正治療をするほど費用をかけたくない」とか、「期間がかかることは
したくない」と思われている方も多いです。

また、「この2本だけが気になっているのだから」という部分的に気になって
いる時には、矯正治療ではなく、「かぶせ物」をすることで悩みは解決
されます。

特に、前歯を何度も治療されている時には、着色などの「見た目の悪さ」
も同時に感じていることがありますので、なおさらだと思います。

審美歯科治療では歯を大きく削って、出ている前歯をひっこめる訳ですが、
そこで問題になるのは歯を大きく削るために歯の神経を除去しなければ
ならないことが多いということです。

すでに歯の神経を除去している、またはその神経の治療に不備があるため
再治療が必要な時には問題はありません。

今まで一度も削ったことがないとてもきれいな歯の時は、歯科医もためらって
しまいます。

ただ、中途半端に歯を削ることになりますと、削る量が多いため、かえって歯が
しみて痛い、じわーんと痛いなどの症状が出てしまいます。

何より出ている歯をひっこめることが不十分になってしまい、出っ歯を解消しきれな
結果となってしまいます。

歯を削った後は仮の歯を装着する訳ですから、横から鏡をみたり、上唇の出っ張り
感が消失しているかなどよくご確認ください。

場合によっては、歯型をとって仮の歯をもう一度製作することで、歯科技工士が「出ている前歯をどの程度ひっこめられるか」という確認できますので、患者様の希望と歯科技工士の製作する歯について「すり合わせ」ができます。

通院回数は多くなりますが一発勝負で製作するのではないので、満足いただける「前歯」を手にいれることにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯の捻じれや傾きが気になる方へ

歯の捻じれや傾き(斜めに生えている)を気にされている方は意外と多いと感じています。

治療法の第一選択は矯正治療になります。

ですが、患者様の中には高額な費用や治療期間の長さの事だけではなく、見た目の悪いワイヤーのある矯正治療ではなく、かぶせ物(歯を削りセラミックなどで修復する)方法を選択する方がおられます。

また矯正治療の場合、歯の捻じれや傾きを治すために、糸切り歯の奥の歯
の小臼歯抜歯が伴いますから、余計に気が重くなるのかもしれません。

私は歯の捻じれや傾きが長年気になって相談に来られた患者様には矯正治療のことを
まずはお伝えします。

いい点、悪い点を詳しくお伝えして、そのうえで矯正治療をされるのか、歯を削って
かぶせ物をする審美歯科治療をするのかを決めていただくことになります。

かぶせ物の最大の欠点は歯を削らなければならないことだと思います。

また、捻じれていたり、傾いて歯が生えていた分スペースがなく、きれいな歯並びに
修正してかぶせ物をした際には、「歯が小さくなってしまう」という現象が起こります。

ですから、この問題を解決するために気になっている1本だけではなく、2本から4本、場合にっては6本修復して、歯の大きさのバランスを整えるために、治療する歯の本数が増える場合が出てきます。

前歯全体が虫歯やすでに治された歯であり、変色などの理由で「この機会に全部治そう」
という場合には適しているのですが、虫歯でもなくきれいな歯の時は犠牲を強いられます。

何を最優先にしたいのか、何を大事にしたいのかという視点が必要です。

是非、矯正治療した場合と、かぶせ物をした場合の違いや治療説明を歯科医から詳しく
聞いてくださいね。

 

 

 

 

 

 

事前準備が大切です。

こんにちは!鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。

今日は審美歯科治療における事前準備の大切さについて御伝えします。

奥歯や前歯1本治す程度でも、治療前のかみ合わせ確認のための歯型や
口腔内写真、歯周病になっていないかどうかの診査表、虫歯や歯の根っこ
治療の確認のためのレントゲン写真などなど、たくさんの項目があります。

そして、なによりも患者様の悩みや希望を十分に聞き取りしなければなりません。

ですから、すぐに着手するのではなく、何度も打ち合わせをした方が良いと考えています。

イベントなどを控えている方は、急がれることが多いのですが、審美歯科治療は自費診療となることが多いので、しっかり治されることをおススメします。

もし、皆さんが家を建てる時には、設計士と十二分に時間をとって打ち合わせをするはずです。適当にはしませんよねーー

ですから、最低でも1,2回は打ち合わせしていただきたいです。

特にお悩みやご希望はしっかり伝えてください。

ご希望を聞いたうえでできることとできないことを正確に伝えます。

もちろん、日程や料金についてもです。

本来、歯は何度も削るものではないのです!

しかも審美歯科治療は、虫歯ではない理由で、歯を削ることがあるわけですからなおさら慎重に考えてくださいね。

 

 

 

 

 

 

コンポジットレジン(詰め物)は時間の経過と共に変色します。

審美歯科治療においてコンポジットレジン治療は「もろ刃の剣」になります。

それは材質の特性上、時間の経過と共に変色をするからです。

よく使われる場面として小さい虫歯を治す時で、欠かせない材料の1つです。

その理由は、コンポジットレジン治療は必要最低限の治療となり、
大切な歯を不必要に削らずに済むからです。

ただ、コンポジットレジン治療は、大きい虫歯や奥歯に使用するものではない
と私は考えています。

もうすでに何度も治療を施されている場合には、 思いきってかぶせ物をした方が
長期的に変色を起こさず、審美性に優れています。

また、奥歯でのコンポジットレジン治療は数年前に流行となりましたが、
耐摩耗性という点でとても不利です。

理由は、奥歯は咀嚼するので、反復するすりつぶす行為で柔らかい
コンポジットレジンはすり減ってくるからです。

その結果、はまり込みがおき、かみ合わせの不調につながることがあります。
もちろん、変色も起こしてきます。

小さい虫歯の治療時に有効であるコンポジットレジンですが、審美歯科治療の面で
考えますと、前歯の大きい虫歯や奥歯の治療には不向きになります。

審美歯科治療は自費診療の時がほとんどですので、長期的に変色をしないこと
を優先しなければなりません。

咬むという機能性はもちろん、長期的な見た目の維持(審美性)も求められて
いるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥歯に銀歯を使用したくない方が増えています!

奥歯に銀歯を使用したくない方が増えています。

最近は審美歯科治療を希望されている方が増えています。

特に奥歯の使用される銀歯を嫌がる方は女性だけではなく、男性にも
いらっしゃいます。

「人と話をするときに相手の口元の銀歯が見えると、自分の口のように感じてしまい、気になってしまうんですよ。」と患者様がほつんと言われたことがありました。

奥歯を白く治す材料はコンポジットレジンとセラミックやジルコニアがありますが、部分的な治し方はセラミック使用することが多いです。

コンポジットレジンと呼ばれるプラスチックは時間の経過による着色とすり減りがありますので、小さい虫歯の時のみ使用します。

奥歯は咀嚼(物をすりつぶす)に大きく関わっていますので、強度に優れていなければなりません。

柔らかい材質では将来的にやり替えになってしまいます。

「その時になったら、また交換すればいいい」とは考えないでくださいね。安易な歯の再治療の繰り返しが抜歯になるからです。

治した後に長期的に審美性(見た目)と強度(後でやり替えしなくともよい)と機能(しっかり咬める)ということに着目してください。

料金や治療回数だけでの観点だけではなく、総合的な考慮をしていただきたいと思います。